食物依存性運動誘発アナフィラキシーの話(経過)

既往歴(〜2004.6)

20代後半まで
アレルギー・蕁麻疹の類とは無縁の生活。風邪はひきやすかったが、大きな病気は特に無し。
20代後半以降
時々食後に発疹が出るようになった。しかし胸を中心に赤いブツブツが10個程度で、特にひどいものでは無かったため放っておいた。(今にして思えばこれが前兆だった)
33〜35歳
扁桃炎が悪化。切除術を受けたがなかなか良くならず、3年間毎月のように発熱→抗生物質投与を繰り返していた。(不思議なことに食物依存性運動誘発アナフィラキシーを発病してから扁桃炎には罹っていない)

発病(2004.6〜2005.1)

2004.6(35歳)
ラーメン屋で夕食を取った後、近くのショッピングセンター内を散策している時に発症。掻痒感と共に腕・胸・背中・首筋にびっしり2〜3mmの赤い斑点が出現。ベンチに座りじっとしていると、30分程で斑点は引き何事も無かったように普通の状態に戻った。これがはじまり。
2004.9(36歳)
徹夜した翌日。蒸し暑い仕事場で昼食を取った30分後、強烈な掻痒感と共に、あっという間に発疹が全身へ。2〜3mmのブツブツが次第に重なり合い地図のように広がると同時に、眩暈・動悸が激しくなった。仰向けになり、ただひたすら嵐のような蕁麻疹が過ぎ去るのを待つことに。30分程で掻痒感はピークを過ぎ、さらに30分もするとほぼ何事も無かったような状態に戻った。食べた物はハンバーガーとポテト。
2004.11(36歳)
前日からキャンプ。夜中に土砂降りの雨に見舞われ睡眠不足だった。朝食を取ってからバトミントンに興じている最中、体調に異変を感じテントに引き上げ寝っ転がって待っていると、しばらくして発症。この日も30分後がピークで、さらに30分経つと終息した。食べた物は前夜の夕食の残り物だったのではっきりせず。
2005.1(36歳)
日中のんびり過ごした後、夕食は近所の焼肉屋さんへ。帰り道、ぼ〜ずとかけっこしながら自宅にたどり着くとまた発症。今回は特にひどく、発疹が一気に全身に広がり、意識は朦朧、ちょっと息苦しく、顔は腫れ上がっていた。布団に潜り込み、ただひたすら治まるのを寝て待つだけ。終息まで2時間かかった。食べた物は焼肉とビール1杯。この頃から症状の軽めな反応も頻発するようになった。

皮膚科受診(2005.1〜2006.8)

2005.1(36歳)
発症した時は必ず汗をかいていたことからコリン性蕁麻疹を疑い、蕁麻疹=皮膚の病気という発想から近くの皮膚科専門病院へ。しかし担当医は入浴時の発症例が無いことからコリン性蕁麻疹の低いと断言。蕁麻疹は色々な原因で発生するので一つずつ可能性を潰していくことになり、幾つかの血液検査を受けた。アレルギー反応はダニが陽性であったが、今までの状況からこれが原因とは思えず。溶蓮菌マーカーの値が非常に高かったことから抗生物質治療を開始。
2005.2(36歳)
朝、通勤のため自転車で駅へ。電車に乗った所で発症。慌てて電車を降りタクシーで帰宅。その後、全身に発疹。間一髪間に合った。電車が発車した後だったらと考えると、もう、とても電車通勤は出来ないと思った。朝食はパン。
2005.4(36歳)
キャンプにて。朝食にお手製パンを食べた後、後片付けをしている最中に発症。
2005.5(36歳)
抗生物質治療は効果無しと判断。しばらくは発症時の記録を取りながら様子を見ることに。
2005.7(36歳)
旅行先にて。ラーメン屋で夕食を取った後、ホテルの周囲を20分ほど散歩中に発症。全身に発疹、意識朦朧、全身に震え、立ち上がることは出来ず、しばらくして嘔吐。終息するまで約4時間。
2005.8(36歳)
前回の発症に恐れおののきエピペンを処方してもらう。
2005.8(36歳)
会社にて。朝食は菓子パン。デスクワークをしていた1時間後に発症。軽め。
2005.9(37歳)
会社にて。朝食は菓子パン。15kg程度の荷物を2Fへ運んだ30分後に発症。軽め。
2005.10(37歳)
会社にて。昼食にとんかつ弁当を食べ30分後、車で帰宅途中に発症。車をとめて車内でやり過ごす。中程度。30分程度で終息。
2005.11(37歳)
自宅にて。朝食にサンドイッチパンを食べ30分後に発症。軽め。30分程度で終息。
2005.12(37歳)
自宅にて。昼食に焼きそばを食べ15分後に発症。中程度。1時間程度で終息。
2006.1(37歳)
会社にて。朝食に菓子パンを食べ建物内を行ったり来たりしているうちに発症。中程度。1時間程度で終息。
2006.3(37歳)
近所にて。昼食はファミレスでパスタ、ピザ、サラダ。その後に買い物へ。ペットボトルの箱を持って階段を昇り降りした。帰宅途中に発症。全身に発疹、めまい。1時間強で終息。
2006.3(37歳)
近所にて。朝食にうどん。買い物途中に少し走った。軽め。
2006.5(37歳)
外食(焼肉)。帰宅して30分後に発症。軽め。
2006.7(37歳)
旅行先にて。寿司屋で夕食。寿司の他にから揚げを1個。ホテルへ向かい20分ほど歩いている最中に発症。全身に発疹、意識朦朧、立ち上がることは出来ず。終息するまで約2時間。

アレルギー科受診(2006.8〜)

2006.8(37歳)
用賀アレルギークリニックへ。永倉俊和医師に今までの経緯をお話すると「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」と断定。血液検査を行うと今度は小麦が陽性(前回は陰性だったのに)。激しい運動でなくても発症する人はいるとのこと。食事前にインタール、発症し始めにはセレスタミン、生命の危機を感じたらエピペンという3段階で対処療法を行うことに。小麦&運動という原因がはっきりしたこともあって、以降、発症回数は減った。
2006.12(38歳)
自宅にて。夕食にピザ。中程度。1時間程度で終息。
2007.3(38歳)
昼食にカツ丼。体調に異変を感じていたのでセレスタミン1錠飲んでから外出。外を歩いている最中に発症。急いで自宅へ戻り静養。全身に発疹、めまいで立てず。2時間で終息。久しぶりにひどかった。
2007.4(38歳)
会社にて。朝食に菓子パン。軽め。
2007.10(39歳)
久しぶり自宅にて。夕食はハンバーグ・白米・サラダ。インタールは服用せず。運動無し。30分後に発症。セレスタミン2錠を飲んで安静にしていると終息。軽め。この頃から運動無しでも発症するようになった。
2007.11(39歳)
自宅にて。カツ丼・焼きそば。食前にインタール服用。荷物運んだ直後に発症。セレスタミン4錠。重症の一歩手前。3時間ほど寝込む。
2008.1(39歳)
自宅にて。焼きそば。インタールなし。運動無し。セレスタミン1錠飲んで安静にしていると終息。軽め。
2008.3(39歳)
自宅にて。海外出張から帰宅後、ビーフシチューを食して発症。食前インタールは服用せず。運動無し。セレスタミン2錠飲んで安静にして終息。軽め。
2008.5(39歳)
自宅にて。ラーメンを食べてから2時間後にWii Sportsをして発症。食前にインタール服用。セレスタミン2錠飲み安静にして終息。軽め。
2008.6(39歳)
会社にて。夜食にインスタントラーメンを食べて発症。食前インタール無し。運動無し。セレスタミン2錠飲んで安静にして終息。軽め。
2008.7(39歳)
自宅にて。カレーライス食後に発症。食前インタール無し。運動無し。セレスタミン2錠飲み安静にしていると45分程度でピークに。中程度。軽い眩暈。
2008.10(40歳)
自宅にて。会社から帰宅後、とんかつ&牡蠣フライ食した直後に発症。インタール服用後だったが効果無し。セレスタミン4錠飲み安静に。中程度。軽い眩暈。45分でピーク。
2008.11(40歳)
外出先にて。夕食に中華料理店でレバニラ炒め定食+餃子。500mほど歩いてホテルへ戻った後に発症。インタール服用後だったが効果無し。セレスタミン4錠飲み安静に。中程度。40分でピーク。
2008.11(40歳)
外出先にて。昼食にチラシ寿司を食べた後、歩いている内に発症。公共機関の医務室を借りて安静に。インタール服用後だったが効果無し。セレスタミン4錠。あまりひどくならず。30分でピーク。小麦を避けるためチラシ寿司にしたのにNG。醤油が原因か?
2009.8(40歳)
自宅にて。ざる蕎麦を食した後に発症。食前にインタール服用。運動無し。セレスタミン4錠飲み安静にしていると30分ほどで終息。軽め。2009年は今回が初、久しぶりの発症だった。
2009.9(41歳)
自宅にて。再びざる蕎麦。インタールは服用せず。運動無し。食後2時間ほどしてから発症。セレスタミン2錠飲み安静にしていると30分ほどで終息。軽め。「運動誘発」では無くなってきたような気がする。
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2007.5.15公開, 2009.10.30更新
ぐ〜たらだんな